N.HOOLYWOODミスター ハリウッド

BRAND COMMENTARY

古き良質なモチーフに、現代感覚を盛り込み、新しい価値観を与える服作り

日本のファッションデザイナー・尾花大輔が2000年に古着を取り扱う「MISTER HOLLYWOOD（ミスターハリウッド）」を出店し、2002年の春夏コレクションよりブランド「N.HOOLYWOOD（エヌハリウッド）」を立ち上げ、東京コレクションにデビューしています。尾花大輔さんは、過去に古着屋で働いたり店の立ち上げに参加していた経験があり、その当時に古着の買い付けでアメリカのハリウッドによく通っていたことから、ミスターハリウッドというあだ名で呼ばれるようになりました。それがスタートさせた店名の由来となっています。展開している各アイテムは、古着やヴィンテージをベースとしていて、リーバイスやコンバースとのコラボレーションもさかんに行なってきました。なお、ハリウッドの正しい綴りは「HOLLYWOOD」ですが、あえて遊び心で「N.HOOLYWOOD」に変えられています。尾花さんの服作りには、古い物と新しい物を融合させる手法が用いられていますが、これには自身が古着のバイヤー経験を積んでいた事が活かされています。2010年からはニューヨークでコレクションを発表していて、世界的に知名度のあるブランドになりました。さらに、尾花さんはエヌハリウッドとしての活動だけでなく、個人で「無印良品」の別ライン「MUJI Labo（ムジラボ）」のデザイン・ディレクターを担当したり、ユナイテッドアローズとの協業を行うなど精力的に活動を続けています。