CHRISTIAN DADAクリスチャン ダダ
- BRAND COMMENTARY
- 「アドレッセンス性を持ったプロダクトアウト」がコンセプト
アドレッセンス：adolescenceという単語は青年期、思春期、年ごろ、青春といった意味をもつ。
個人のアイデンティティ： identity、自己同一性つまり、他の者から自分が何者であるかについて区別するという概念、表現の道具として服を用いるという考え。
デザイナーの森川マサノリ氏は、シャルル アナスタスより独立し、
自身のブランド「リブレゾン(LIVRAISON)」を設立し脱退という経緯を経てこのCHRISTIAN DADAというブランドの設立に至った。
クリスチャンダダとは2010年に森川マサノリが立ち上げた、日本初のブランドでその名前が知られるようになったのは、翌年の2011年にレディー・ガガの衣装を手がけたことでした。それ以降「レディー・ガガが認めたブランド」として快進撃が始まり、今では日本でも確固たる地位を築き上げました。
クリスチャンダダの特徴は、なんと云っても斬新なデザインセンスと刺繍を用いたアイテムにあります。これは、森川マサノリが少年期に刺繍店を営んでいた祖父と過ごしていたことで影響を受けたものだと言われています。形のあるモチーフというだけではなく、メッセージ性のあるリリックとしてシャツやジャンパーに大胆にあしらわれている独創性のある刺繍はクリスチャンダダのブランドの原点であり、象徴とも言えるものです。
又、毎シーズン毎に強いテーマ性のあるコレクションを展開し、アラーキこと荒木経維とのコラボレーションや2020年のブランド立ち上げ10周年を記念したテーマに四国遍路の巡礼を掲げたことからも他のブランドとはかぶらない異なるメッセージ性の高いオリジナルティの強いコレクションだと感じます。
立ち上げ10年という新進気鋭のデザイナーのブランドですが、パリコレクションへの発表など世界中から注目を浴び、愛されるファッションリーダーとしての大きな存在感を見せています。
海外から日本を見ることで得られた日本にはないファッションに対する意識の吸収や、イギリスでシャルル・アナスタスのアシスタントをした経験などを充分に活用し、プラスアルファの独創性をモードの先進的な概念に置き換えることで表現する、今後も目が離せないブランドです。
- HISTORY
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1984 森川マサノリ氏誕生 2009 森川マサノリ氏LIVRAISON脱退 2010 2010A/Wシーズンよりスタート 2011 2011A/W独立ランウェイ 2011 MTV AID JAPAN AWARDにてレディーガガの衣装担当 2012 日本ファッションウィーク推進機構（JFW）加入 2012 レディー・ガガ世界ツアーの衣装担当 - DESIGNER
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- 森川 マサノリ
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